スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2015年07月29日

LZHな装備考察①

どうも、暑さでバテているフライです・・・
なんか美味しいもの食べにいきたいですね〜

LZHな装備といわれてもセットアップに悩まれる方が多いと思いますので今回は私が参考にしている隊員さんを取り上げて考察してみたいと思います。

公開情報を元に作成していますが隊員さんのプライバシーなどもあると思いますのでもし、問題があれば連絡お願い致します。
また、装備考証が間違えていた場合はひっそり教えて頂ければ幸いです。

今回はJames氏の装備について考察したいと思います。

階級などは不明ですがダガー22でシギント(signals intelligence)要員として活動されていたようです。






右側の隊員さんかと思われます。





多分、左下の隊員さんがJames氏だと考えられます。

■ヘッドギア

・TC-2000(MICH-2000)
カスタムとしては左右にベルクロをつけることでパッチをつけることができるようにしていますね。
チンストラップは黒色で通常タイプのもののようです。

・surefire HL-1
これまた定番なアイテムですね。写真だと右側にベースが見えます。

・WILCOX L2G05
多分、マウントとアームはWILCOXのヤツであってるかと思われます。
レプリカも販売されているのでなんとかなりそうですね。

■BDU

・通常のウッドランドBDU
パンツインされてますね!こうすることで腰回りの装備品が使いやすそうですね。

・リガーベルト
すみません、どこ製か分かりません・・・色はタンだと思います。
Spec-Ops製のものが似ているようです。個人的にはブラックホークやLBT、コンドルなどで代用できれば・・・と思います。

・黒色のカラビナ
米軍でよくみる黒いカラビナですね。

・メディックポーチ
ここでは一応、SFLCSと表記しておきます。(なぜ、SFLCSと断言していないのかについてはおいおいブログで説明できればと思います。)

■アーマー
・CIRAS-MAR

■ポーチ

ポーチ類の多くがカーキー色であり、SFLCSらしきものだと考えられます。
KHのポーチはレプリカもいろいろな会社より販売されているのでなんとか揃えることはできそうですね。

正面
・ピストルポーチx2
・ユーティリティーポーチx1
・M4用マグポーチ(シングル or ダブル or トリプルなのか組み合わせは不明です)正面に4つあれば大丈夫かと思います

側面
・スモークグレネードポーチ(マグポーチの可能性もあります)x1
・グレネードポーチx1
・200rd SAWポーチx(中敷きなどについては使用されていないようです)1

背面
・不明
PTTの位置からしてラジオポーチがあるのかもしれません。

■ラジオ

・MOTOROLA PRC-153
実物の中古などがときたま販売されていますね。

・thales PRC-148
コネクターはマリタイム使用のものになってるようです。
さすがにレプリカラジオでもマリタイムコネクターは高いので私は妥協して普通のコネクター使ってます・・・

・TEA TASC MARITIME ヘッドセット&防水PTT
ヘッドセットとPTTが一緒にくっついてるタイプのですね。MSOT8222で使用されているヘッドセットとPTTはこのタイプが非常に多く見かけられます。

さすがにこのタイプを完全再現したレプリカはないようなので実物を購入するか自作、妥協が必要かもしれませんね・・・

■その他

・レイダースパッチ
おちゃらけドクロといわれているタイプですね。MSOT8222ではこのタイプのパッチが使われているようです。

・シャーピー(詳細不明)
アメリカのマジックペンですね。どうも赤色と黒色の2種類が使用されているようです。

・ブーツ
ROCKY S2V TACTICAL MILITARY BOOTだと思われます。
こちらはLZHの公式ページで使用が確認できますので確証高そうですね。

■不明な装備

・グローブ
1つはキャメルなどの海兵隊でよく見られるグローブだと思われます。

・腕時計
G-SHOCKで見た覚えがあるといいますか・・・

今回は写真が少なめで申し訳ありません。

■まとめ

たいしたことではありませんがJames氏の装備は他の隊員さんと比べて結構、戦闘力の高そうなポーチ配列になっていますね!そしてこの配列だとサバゲでも活躍できそうな配列なので私はおすすめです!(というか私がベースとして真似てますw)
見てくださってありがとうございます!
  


Posted by フライ大尉 at 00:15Comments(0)装備Level Zero Heroes

2015年07月28日

"Level Zero Heroes"のボディーアーマー①

どうも、フライです。いや〜つけ麺食べたいですねw
東京で美味いラーメン屋があったら是非とも教えてください!

さて、今回は"Level Zero Heroes"のボディーアーマーについて考察していこうと思います。

MARSOCのアーマーといえばみなさんどういったイメージお持ちでしょうか?

私は世間一般だとJPCやLV-MBAVを着ている集団と認識されているのではないかな?と考えています。


LV-MBAV


JPC

でもLZHの時代はどちらも違います。前も言いましたが結構泥臭い時代なんですよね〜それゆえのロマンといいますか・・・



こんなカッコの人たちばっかりです。う〜ん、かっこいい!!

では、その詳細を見ていきましょう!

■CIRAS(Combat Integrated Releasable Armor System)

ご存知、米軍の特殊部隊といえばこのアーマーともいえるアイテムですね。
LZHではCIRAS-MARが一番使用されているアーマーだと思いますので迷ったらとりあえずこれを買っておけば問題ないかと・・・

最近は実物も2~3万円前後で出てきており、またレプリカもフライやパンタックをはじめ多くのメーカーより発売されていますね。

LZHではMaritime versionのカーキーが一番多いようですがLand versionのカーキーも使われているようです。(一部、Land versionはコヨーテブラウンにも見えるものがあるので注意が必要ですね。)


著者Michael Golembesky氏のCIRAS-MAR


MSOT8222のメンバー


中央あたりの隊員さんがCIRAS-LANDのコヨーテっぽいのを着てますね。

■RBAV(Releasable Body Armor Vest – Special Forces)

CIRASをより洗礼させたモデルといった認識でいいかと思います。
具体的には生地が500Dになっている?点やMARとLANDの良さを組み合わせたスタイルになっています。CIRASを使ったことのある人間を虜にするデザインですね!

LZHの表紙を飾るスカウトスナイパーのMark氏が着用していたりとこちらの方がLZHを象徴するアイテムといえるかもかもしれませんね。

日本未発売ですがレプリカだとフライやパンタックから出ているようです。
最近、ebayでは実物が販売されているようなのでこちらからですかね〜
入手がちょっと難しいアイテムですが個人的にはオススメです。


LZHの表紙を飾るスカウトスナイパーのMark氏


同じくMark氏

■MBAV(Modular Body Armor Vest)
この時代のMARSOCでも結構使用例のあるアイテムMBAVです。これまた特殊部隊を象徴するアイテムですね!
しかし、LZHだとCIRASと比較した場合、ちょっと使用例が少ない気もしますね。

MBAVもレプリカがいろいろな会社から発売されていますので集め易い方かな?
実物はびっくりするほど高くなっているのがちょっと残念ですね・・・




上にいる隊員さん2名がMBAVのようですね。


カマーバンドについてはなしの隊員さんもいらっしゃるようなので夏場でも快適に使用できそうですね。

■Crye CAGE ARMOR CHASSIS
よくCPCと間違えられているようですがちょっと違う製品です。(実は私も最近まで間違えてましたし・・・)

①CPCとの差は肩部分のファステックスが小さい
②SAPIプレートの形にそった作り
③CPCと比較してごつい

といったところでしょうか?

噂だとゴツかったために現場での評判は芳しくなかったとか・・・

LZHではコヨーテのCAGE ARMOR CHASSISの使用が確認できます。


右側のMSOT8222の隊員さんと言われている方が着用してますね。


一番左側の隊員さんが着用してますね。

望ましいのは実物を購入されることですがこんなの高過ぎですし、だいたい米国にもどれだけ在庫があるのかよくわかりませんよね・・・本当、夢のアイテムといっても過言ではないかもしれません・・・

こんなニッチなアイテムのレプリカなんて・・・実はあります!

TMC製品で色もカーキーと微妙なんですけどね・・・

ちょっと前のTMCは裁縫などが弱くオススメできる品ではないんですけど、結構ニッチな商品作ってるニクい会社なんですよね〜

売ってるショップの情報などあれば教えていただければ幸いです。

■Eagle / Spartan MCAV(Marine Combat Assault Vest)
こんなアイテムもうどこにも売ってないですよね・・・どうも2006年のMARSOC設立以降結構使われていたようです。

F中隊1小隊 2007年頃

さすがにLZHの時期を越えると見られなくなるのでこの時期が最後だったのかもしれませんね・・・




デザートマーパッドを着ている隊員さんがどうもMCAVのようです。

レプリカや実物の情報ありましたらこちらも教えて頂ければ幸いです!・・・本当にどこに売ってるんだろ???

めちゃくちゃ個性的な装備をされた故、Staff Sgt. Patrick R. Dolphin氏やUCPのOTVを着た現地通訳要員?のEasy氏についてはまたいずれかの機会で触れたいと思います。

個性的過ぎて面白い反面、恐ろしいほど難しいんですよね・・・






読んでいただいてありがとうございます!  


Posted by フライ大尉 at 00:15Comments(0)装備Level Zero Heroes

2015年07月27日

"Level Zero Heroes"の戦闘服

どうもフライです。最近ランニングを始めました。なんか健康的でいいですよね!

さて、今回は"Level Zero Heroes"でMSOT8222のメンバーが着用している被服について簡単にご紹介しようと思います。

ちなみにLZH期はクレイやドライファイヤ製の戦闘服の使用は見られずこういうイメージは一切ありません。結構泥臭い感じです。

理想

現実

年代で結構変わってますねw

前置きが長くなりましたが本編へ入りたいと思います。

■BDU

・通常のBDU
まずは普通のウッドランドBDUです。カスタムですらありません。
特徴としては肩の所に血液型を書かれている方がいらっしゃるということでしょうか。

*ハートロックでは通常BDUでの参加はレギュレーション違反のようなので注意してくださいね!またLZHなイベントを企画できたら是非そこで!




ANAやANAコマンドーと面白いくらい同化してますね。

・カスタムBDU

多くの隊員さんがされているカスタムは昔ながらの肩へポケットを移動させ、ベルクロをつけるものです。




SEALsのようなBDUカスタム方法と違いODAでよくある感じでしょうか。カスタムを購入される際や注文される際は気をつけてください。また、ベルクロの色に関してもODにTAN、黒といろいろありますのである程度各自で考証されてからのほうがよさそうですね。

ちょっと特殊なカスタムをされている方もいらっしゃいます。

故、Staff Sgt. Patrick R. Dolphin

エレメントリーダーを担当された英雄です。

Pat氏のカスタムBDUは肘と膝に当て布がされている特別なタイプです。
このBDUを注文される際はいろいろと注意が必要ですね。

・TRU-SPEC
なんと使われています。こちらを購入された方がいろいろ楽で便利かもしれませんね!

BDUタイプとコンシャツタイプがLZHでは確認されています。



BDUタイプの特徴としては肩のポケットからフラップが出ている点にあるかと。
また、コンシャツタイプは丸首タイプのものであり、最近出ている首がジップタイプのものではないので注意してください。

・ヘリクルー用BDU

ヘリコプターパイロット用のBDUも使用されています。NOMEX素材を使用した耐火性から使用されていると考えられます。

この辺はパイロットスーツを使用していたことからもなんかしっくりときますね!



・クレイ コンバットシャツ&コンバットパンツ

最初に、クレイの使用はないといいましたが実はMSOT8222の隊員さんと言われている方で着用している方がいます。

ウッドランドではなくマルチカムなんですけどね・・・

この隊員さんの詳細については謎が多くまだまだ研究が必要ですね。

右側がMSOT8222の隊員さんだそうです。

・MCCUU
海兵隊ということもありデザートマーパッドのものが使用されています。
基本的には訓練時の写真が多いですがちょっとだけ現場で使用されているようです。(普段着的な扱いでしょうか?)

本国でのメディック訓練時

着用が確認できるのはこの方のみのようです。

この他にもコンシャツカスタム化されてる方もいらっしゃるようなのでまだまだ探求の楽しみは尽きませんね。

PCUやゴアテックスパーカーなどいろいろ他にもありますが今回はこのへんにしとこうと思います。

見てくださってありがとうございます。  


Posted by フライ大尉 at 01:14Comments(0)装備Level Zero Heroes

2015年07月25日

"Level Zero Heroes"に登場する特殊部隊

ラーメンについてそろそろ書こうと思うもラーメン食べるお金をポーチ代に使ってしまっているフライです。

とうとう閲覧回数が1000を超えて嬉しいです!本当にありがとうございます!

"Level Zero Heroes"には"MSOT8222"以外にも多くの特殊な部隊が登場します。今回はその一部をご紹介できればと考えています。

専門分野ではないので間違えなどあれば教えて頂けると幸いです。

INFIL_EXFILより

このなかでぱっとみ特殊部隊と分かる部隊は以下の部隊になります。

INFIL_EXFILより

資料によると"Level Zero Heroes"の時期の少し前である2009年9月26日より開始された作戦では"MSOT"と"ODA"あわせて125人ほどが参加していたようです。

■"ODA(Operation Detachment Alfa) 1314"

アメリカ陸軍特殊部隊軍であり、"Special Forces"といえばこの部隊ですね。

"ODA1314"だと第1特殊部隊グループ、第3大隊、第1中隊、第4チームになるようです。

因みに"ODA"の読み方は「オー・ディー・エー」ではなく「オーダ」のようです。英語って難しいですね・・・


INFIL_EXFILより

ちょっと怪しい方が写ってますがODA1314の方だと思われます。



この左側の隊員さんがODA1314の隊員さんらしいです。


動画で良く見かけるこの人もODA1314の隊員さんでしょうか?


故、Sgt. 1st Class Michael Hunter


故、Sergeant First Class Wyatt A Goldsmith

英雄の方々ですが"ODA1314"に参加されていたかは不明です。(第1特殊部隊グループに所属されていたのは確かなようです。)

Goldsmith氏に関しては本書の付録のなかでアフガニスタンのBALA MURGHABで戦死された英雄とのことなので"ODA1314"に所属されていた可能性は高そうですね。

装備などについては私より素晴らしい先行研究をされている方が山のようにいらっしゃるので何もいえませんがどうもマルチカムのコンシャツ、コンパンにMBAVという典型的な装備をされた方が多いようです。でもなんだか"Level Zero Heroes"ではCIRASのマリタイムを着ている人が多い気もしますね。

この辺はODAをされている諸先輩方よりこれから勉強させて頂ければと思います。

武器に関してはM4A1が多いようです。CQBRやフルサイズのM4A1などいろいろあるようですね・・・

ODA1314の活躍に関しては少しではありますが本書の中で記述されているのでODAファンの方にもオススメです!

アフガニスタン コマンド部隊やその他の部隊については今後ご紹介できればと・・・

海軍で古い3C着ている部隊(どうもEODチーム)や私服着てて所属が現段階では不明なUOなど"Level Zero Heroes"ほんとに面白いんですよ!(何回宣伝してんだよw)

今回はこの辺で失礼します。
====================================
■参考文献
・Fred Pushies,"Marsoc: U.S. Marine Corps Special Operations Command",2011/11/12

・stars and stripes,http://www.stripes.com/news/special-reports/heroes/heroes-2013/you-never-want-to-rush-to-your-death-1.224739

・.fallenheroesproject,http://www.fallenheroesproject.org/united-states/wyatt-a-goldsmith/  


Posted by フライ大尉 at 02:40Comments(0)その他・雑記Level Zero Heroes

2015年07月24日

MARSOCのロゴについて

どうも、フライです。

いろんな方に読んで頂けているようで大変光栄です。
ありがとうございます!

今回は軽い感じでMARSOCの記章についてご紹介します。

■MARSOCの記章



ドクロに南十字星が記されたこの記章=MARSOCと思われる方は多いと思われますがこれは決してMARSOCの部隊章ではありまん。(注意:本文では2015年にマリーン・レイダースへの改変された後のことは今回、扱っていません。)

こちらは第二次世界大戦中、海兵隊に編成されたマリーン・レイダースの記章であり、2006年に発足したMARSOCでは公式に使用されていないようです。



SOCOMの象徴であるスペードのマークに海兵隊の象徴であるグローバル・アンカーが描かれたこちらがMARSOCの記章になります。

■MARSOCに所属する部隊の記章(部隊編成改変により名称の変更などありますがLZHが活躍した2010年頃の編成でご紹介致します。)

Marine Special Operations Regiment "MSOR"
「海兵特殊作戦連隊」



Marine Special Operations Support Group "MSOSG"
「海兵特殊作戦支援部隊」



Marine Special Operations Intelligence Battalion "MIB"
「海兵特殊作戦インテリジェンス大隊」



Marine Special Operations School "MSOS"
「海兵特殊作戦学校」



このなかでも今回注目するのは「海兵特殊作戦連隊」の記章です。
なんと「工合」という漢字が入っます!

「工合」は中国語であり読み方は"gung-ho"となります。意味としては「協力してやろう!(work together)」となり、日本語でいうところの「えい、えい、おー!」といった感じになります。スマホゲームでおなじみの会社名もここから来ているようですね。(ちなみにガンホーの社名の由来というページでもこのことについて説明されています。)

なんで中国語が海兵隊に?と思われる方も多いと思われます。

先行研究によりますと1937年に第四海兵連隊に所属していたEvans Fordyce Carlson(エヴァンス・F・カールソン)中佐が八路軍へ同行(どうも軍事顧問を行っていたようです。)したとき、共感したスローガンが元になっているようです。

カールソン中佐や当時のレイダースに関しては立派な先行研究がございますのでそちらを参照された方がいいかと思われます。

グダグダ書きましたが以下のポイントが今回の重点です。

①レイダースの記章≠MARSOCの記章
②「海兵特殊作戦連隊」の記章には漢字で「工合」"gung-ho"とあり、その歴史はWW2にまで遡る

今度、サバゲなどのイベントにみなさまにお会いできた暁のは「工合」"gung-ho"と掛け声を出して楽しめればと思います。



=======================================================
参考文献

・Evans Carlson wiki
https://en.wikipedia.org/wiki/Evans_Carlson

・アメリカ合衆国海兵隊研究サイト THE LEATHERNECK FAN 海兵隊の標語
http://www11.plala.or.jp/Gang-Ho/history/ww2/raiders/raiders04.html

・アメリカ合衆国海兵隊研究サイト THE LEATHERNECK FAN 強襲隊員の育て方:How to raise up a Raiders.
http://www11.plala.or.jp/Gang-Ho/history/ww2/raiders/raiders04.html

・画像はwikiを中心  


Posted by フライ大尉 at 02:18Comments(0)その他・雑記Level Zero Heroes

2015年07月23日

Level Zero Heroesとは?

なんやかんやで毎日更新出来てて満足なフライです。(まだ3日目ですがw)

今回はこのブログの主題として扱おうと考えている"Level Zero Heroes"についてご紹介しようと考えています。



"Level Zero Heroes"はMSOT8222(Marine Special Operations Team)に所属し、JTAC(Joint terminal attack controller)として活躍されたMichael Golembesky氏によるノンフィクション作品です。この本は日本のAmazonでも販売されていますし、オーディオブックについてもiTunesなどで販売されているので格段入手が難しいものではありません。(もちろん英語しかありませんが・・・)

筆者のMichael Golembesky氏と本書-LZHのTwitterより

タイトルの"Level Zero Heroes"というのは邦訳すると「地上の英雄たち」といった感じになると思われます。

この辺に関してはAmazonの製品紹介をグーグル先生に訳して貰えば分かることなので省略させて頂きます。

■"Level Zero Heroes"のロゴについて

"Level Zero Heroes"で使われているロゴにはそれぞれ意味があります。



真ん中のマーク:レイダース

翼:海兵での空挺章

サークル:SOCOMのエンブレム

上の文字:"Level Zero Heroes"

下の文字:部隊名

こういうネタを知っていると部隊に対して理解が深まっていいですよね!なんかツウな人って感じですよね。

■本書で描かれている時期

ちなみに本作では2009年春から2009年年末(12月30日)までが扱われています。(作戦としては2009年10月29日から2009年12月30日)

派遣前の2009年にMSOT8222がネバダで行った医療訓練-LZHのTwitterより

ちなみに本書は続編の制作が決まっており"Level Zero Heroes Spring Offensive"というタイトルで2016年頃の発売が予定されています。



YouTubeなどで上がってる動画の多くがこの"Spring Offensive"の時期だと考えられますので考証するを際には注意が必要ですね。

■本書で描かれる作戦

本書で描かれているターニングポイントともいえる作戦は2つあります。

①2009年11月4日 Operation Hero Recovery

②2009年12月27日 Operation Buongiorno(Operation goodmorning)

これらの作戦についてはおいおい詳細を説明していこうと考えていす。

■本書で登場する部隊

もちろんMichael Golembeskyが所属していたMSOT8222が主人公なのですがアフガニスタン軍の通訳?なども加わりDAGGER22といわれる部隊が主人公です。

このほかにも主要なメンバーとしては米陸軍第82空挺、イタリア軍、アフガニスタン軍、アフガニスタン国境警備隊(ABP)、アフガニスタン国家警察(ANP)などがあげられます。

そして敵はもちろん「タリバン」です。

部隊やタリバンの詳細についても今後紹介できればと考えています。


"Level Zero Heroes"に関するミリフォトや動画は膨大に存在するため私としては本当にオススメの時代です。

昨年度より加熱した?MARSOCブームも落ち着きを見せはじめ、本当にMARSOCを好きになってくださった方々には本当にオススメの時代ですので皆さんも是非チャレンジしてください!!  


Posted by フライ大尉 at 01:23Comments(0)その他・雑記Level Zero Heroes

2015年07月22日

米軍特殊作戦部隊の一考察①

どうも、ちょっと舞い上がってるフライです。

さっそくブログについて諸先輩方より助言をいただきました。ありがとうございます。

助言をしてくれる諸先輩方のイメージ図


前回はめちゃくちゃ軽いノリで書いてしまったので今回はもうちょっとマシな文章を書こうと思います。

防衛省防衛研究所の塚本勝也先生が『米軍の特殊作戦部隊の役割と課題 ――アフガニスタン・イラクにおける活動の事例を中心に――』という題で防衛研究所紀要 第14巻第1号(2011年12月)に寄稿されていた論文をご紹介したいと思います。

因みにこの論文は防衛研究所のサイトよりPDFにてダウンロードすることができますので興味のある方は是非覗いてみてください。

さっそく本論ですが9.11後にイラク、アフガニスタンで米特殊任務部隊が担った役割について

①抵抗勢力の支援
②精密誘導兵器、空爆の誘導
③テロリストや政府要人の捕捉、殺害
④治安維持、復興支援活動の一環としての軍、治安機関の育成

があげられています。

また、特殊部隊が目立つようになった背景は非通常、非対称の脅威がアメリカの安全保障を脅かすようになったためだとされていました。
つまり、テロをはじめとする従来の軍隊では対応が難しい脅威がアメリカを襲いだしたということですね。

これらのように特殊な任務が増える一方、これを遂行する隊員の選抜、訓練は非常に困難であるようです。

塚本先生は本論の中で現在、米特殊任務部隊の課題としては

①急速な部隊拡張は困難であること
②特殊任務部隊は通常戦力を代替手段ではない

といったことがあげられています。

つまり、特殊部隊は一般部隊では遂行不可能な任務に集中した方が費用効果的にもええで!という内容ですね。

たしかに特殊部隊といえばビンラディン急襲作戦をはじめとしてめっちゃ強い殺し屋部隊という印象が強いですし、この一面のみ強調されている気もしますね。

なんとこの特殊部隊に対する誤った認識はベトナム戦争時代より存在したようです。

この事例としてはCIAの指揮下で南ベトナム軍の訓練や抵抗勢力の育成、住民の指示を獲得する心理戦を行い作戦を成功させていたものの米陸軍の方針で一般部隊同様にゲリラ掃討作戦など攻勢作戦に用いられるようになったことがあげられていました。

ベトナム戦争の事例では従来、行われていた住民の指示獲得や治安維持任務が軽視されるようになり特殊作戦部隊による対反乱作戦の役割は低下し、陸軍内でも目立たないようになったことが失敗につながったとされているようです。

特殊作戦の成功事例としては2001年のアフガン戦のように北部同盟をはじめとする対抗勢力を訓練、支援しすることでタリバン政権を打倒したことやイラクで治安機関を再編したことがあげられるようです。

けっこうざっくりとした紹介になってしまいましがこの論文は多分、学術的に特殊作戦部隊を分析した数少ない論文であり、一読の価値があると思われますので是非オススメです!

アフガニスタン軍へ訓練支援を行うMSOT8222の隊員と見守る米陸軍第82空挺の隊員  


Posted by フライ大尉 at 00:33Comments(0)その他・雑記

2015年07月21日

突然はじめました

どうも、ツイッターでいろんな方にお世話になってるフライです。

なんとなくブログをはじめてみました。

一応、海兵隊特殊部隊"MARSOC"や一般海兵中心にしようとなんか書こうと思いますがたぶん、適当ですw

そのうち映画についてのブログのなるかもしれませんw

あと、"Level Zero Heros"な時代を布教するおじさんなのでよろしくお願い致します。

  


Posted by フライ大尉 at 00:49Comments(0)その他・雑記