2016年05月28日

MARSOCのM9

どうも、フライです!

最近、忙しいというか特にネタがなかったので放置気味ですね・・・春攻勢が発売されたり、ネタが出てきたらいいんですけどね・・・

ラーメンは2件ほど、映画もちょいちょいみてるのでまたそれについてご報告できればと思います!

さて、今回はM9についてです。MARSOCといえば「王道を征く1911系だろjk!」という方や「いや、最新はグロック 19だろ!」という方も多いかもしれませんが今回はあえてM9(SARCが担いでる医療用とかのではないですよ!)を少しだけご紹介します。

MARSOCといっても海兵隊であり、もちろん合衆国の軍隊です。(当たり前)なのでM9もしっかり使用しています。ただ、任務や部隊など様々な条件が重なってかあんまり見かけないのも事実ですけどね・・・

余談ですが1911系は45口径であるために補給の制約を受けるという噂を聞いたことがあります。確かに、アフガニスタンで各国の軍隊と補給物資をやりくりしないといけないなかでこれは不便ですよね・・・9mmの弾であればOEF参加部隊、ISAF部隊ともに補給を行いやすいというのは確かに理にかなった話ですね。

MARSOCのM9
2007年ごろ?の海兵特殊作戦軍事顧問グループ(MSOAG)隊員さんの写真。

任務特性上、私服で活動中に敵の襲撃を受けた際の対処訓練だと思われます。この写真ではM9が使用されていますがこれも"軍事顧問"という任務特性上、補給が行いやすいM9が選ばれたと考えられます。

MARSOCのM9
イタリア軍と活動するMSOT隊員(胸にグローバルアンカーのパッチが確認できることやMAR CIRASであることより)と思われる写真。

胸にホルスターが確認でき、背景に車両が確認できるため、車での移動がメインの任務であったことが推察されます。また、M9(画質が悪いので断言できませんがスライドに安全装置と思われるパーツが確認できるため)が使用されている理由に関してはイタリア軍もベレッタ社の92FSを使用しているため、補給の共通化を図ったためと考えられます。

MARSOCのM9
アフガニスタンのヘルマンド州と思われる場所活動する第二大隊の隊員さん。

この写真についてはやまたろう氏の先行研究でマルチカムの使用やユニオンジャックパッチの存在よりイギリス軍との共同作戦で撮影された写真ではないかとの指摘されています。また、この仮説に則れば隊員さんが使用しているM9はイギリス軍と補給の共有化を図ったためだといえるでしょう。

これらのことより、M9を使用される環境とは訓練などを除けば補給を他国軍と共有化する必要がある場合ということが前提にあるのではないかと考えられます。

もし、これの前提が正しければリエナクトなどで混成部隊を作成する際や海兵特殊系のUO設定を考える際に役立つかな〜と期待しておりますw

読んでいただいてありがとうございます。




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Posted by フライ大尉 at 18:39│Comments(0)火器
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